2016年6月1日
一般財団法人樫尾俊雄記念財団
カシオトロン
時計1号機
VDB-1000
データバンク
WVA-300
電波ソーラー時計
DW-5000C
G-SHOCK1号機
樫尾俊雄記念財団は「樫尾俊雄発明記念館」の時計の展示を全面刷新し、「時の記念日」である6月10日より一般公開いたします。
「樫尾俊雄発明記念館」は、カシオ計算機の創業者の一人で発明家の故・樫尾俊雄が数多くの発明を生み出した自宅の一部を改装し、発明した製品を展示するために一般公開したものです。カシオ計算機の最初の製品である世界初の小型純電気式計算機「14-A」をはじめ、電卓、時計、電子楽器などを展示しています。
時計を展示する「時の部屋」では、樫尾俊雄が「時間は1秒ずつの足し算である」と考えて計算機の技術を生かして開発した世界初のオートカレンダーつき腕時計「カシオトロン」を始め、時計の代表的なモデルを展示しています。
新展示では歴代の時計を、時計1号機であるカシオトロンと「デジタル独自の多機能化」、そして新たに加えた「正確な時刻の追求」「構造・外装・表示の多様化」のコーナーに分けて展示します。
■デジタル独自の多機能化
デジタル技術を駆使した、データバンクやセンサーを用いた気圧計などのさまざまな独自機能を搭載した時計を展示します。
■正確な時刻の追求
時計の基本機能である正確な時刻を提供するために開発した電波時計やGPSハイブリッド電波ソーラー時計、スマートフォンで正確な時刻を取得する最新の「EQB-600」などを展示します。
■構造・外装・表示の多様化
「時計は金属とガラスでつくるもの」という既成概念を破った樹脂製時計、これを発展させて実現した耐衝撃腕時計G-SHOCK、ELバックライトや2色成形バンドを採用したモデルなど、使用シーンを広げ、斬新なデザインを実現した製品群を展示します。
今後も同館では展示を通じて計算、時間、音楽、情報に対する樫尾俊雄の発明と考えを伝え、役立てていただくことで社会の発展への貢献を目指します。