2017年7月12日
一般財団法人樫尾俊雄記念財団
樫尾俊雄記念財団は「樫尾俊雄発明記念館」で、7月21日(金)から8月31日(木)まで、小学生向けの夏休み企画展示「デジタルってなに?」を開催します。
そろばんと電卓を比較
紙の辞書と電子辞書を比較
電卓分解組立教室
同企画展示は、数々の独創的な製品を生み出してきた樫尾俊雄の発明力を、子どもたちに夏休みの自由研究として楽しんでもらいながら伝える体験型展示です。
電卓とそろばん、ストップウオッチと砂時計、書籍の辞書と電子辞書など、実物を比べて体験しながらデジタル技術の原理やデジタル化によるメリットを学べます。
また期間中に、電卓の構造を手を動かしながら学べる「電卓分解組立教室」のほか、G-SHOCKの開発者である伊部菊雄とともに世界に一つのオリジナルG-SHOCKを考える「発明家になろう」、デジタルカメラを使って日頃は目に見えない現象を発見する「高速撮影体験」、身の回りのできごとを電卓で計算しながら再発見する「計算探検」、自由な発想で簡単にさまざまな音楽を作曲できる「はなうた作曲体験」の体験型イベントを開催します。
同企画展示は、親子であればどなたでも無料で体験できます。
今後も樫尾俊雄発明記念館では、未来の発明家となる可能性を秘めた子供たちが、楽しみながら自ら考え、成長できることを目指した企画展示を実施してまいります。
8月1日(火) 発明家になろう ~自分だけのG-SHOCKをつくってみよう~
「G-SHOCK」開発者の伊部菊雄と一緒に自由にアイデアを出して
世界にひとつのオリジナルの「G-SHOCK」を考える発明を体験できます。
8月3日(木) はなうた作曲教室
スマホアプリ「Chordana Composer」を使って鼻歌や声だけでメロディを作り、
さまざまな音楽を簡単につくり出す作曲家体験ができます。
8月9日(水)・8月29日(火) 高速撮影体験
水風船が割れる瞬間などを高速撮影して、普段は目に見えない世界をとらえます。
自撮りが楽しめるコーナーも用意しています。
8月22日(火) 電卓分解組立教室
電卓の実機を分解して組み立てながら、中の仕組みを学べます。
電卓を使って親子で楽しめるマジックも体験できます。
8月23日(水) 計算探検 ~世界を楽しく計算しよう~
電卓を使って身の回りのできごとを楽しみながら計算し、
数を通じてさまざまな角度からものごとを見る体験ができます。
※かけ算、わり算の計算をおこないます。
元カシオ計算機会長の樫尾俊雄の自宅を改装し、カシオ計算機の最初の製品である世界初の小型純電気式計算機「14-A」をはじめ、電卓、時計、電子楽器などの、樫尾俊雄と後継者たちが残した代表的な発明品を展示しています