2021年9月7日
一般財団法人樫尾俊雄記念財団
カシオ計算機創業者の1人で発明家である樫尾俊雄の理念を社会に伝える樫尾俊雄発明記念館(運営:一般財団法人樫尾俊雄記念財団)は、第4回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」の作品募集を2021年9月8日(水)から11月14日(日)まで行います。
樫尾俊雄は、現在の電卓の基となる世界初の小型純電気式計算機「14-A」や世界初のオートカレンダー付きデジタル腕時計、さまざまな楽器の音が出せる電子キーボードなどを発明し、日本のエレクトロニクス産業の発展に寄与しました。その開発理念を受け継ぎ誕生した “G-SHOCK”は、全世界で累計1億3千万個以上も販売され、世界中の人々に愛用されています。
当記念館は、子どもたちに「発明の喜びを体験してもらい、樫尾俊雄のような発明家を目指すきっかけにして欲しいという想いから、小学生を対象にした「身の回りにあったらきっと人の役に立つ!」というオリジナルのアイディアを考えるコンテストを、毎年開催しています。
今回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、発表会をオンラインにて行います。オンライン発表会では、応募作品から選出された10名に、アイディアの意図や「この発明ができたら世の中でこんなに役立つ」という夢を発表していただきます。審査員には今回より、“G-SHOCK”初代モデルを開発した伊部菊雄も加わります。
発表者の中から最優秀賞である樫尾俊雄賞、発明記念館賞、発明アイディア奨励賞の3賞を決定し、2022年1月24日(月)発明アイディア コンテスト ホームページ(https://hatsumeicontest.jp/contest/)で発表いたします。
発明アイディア コンテストに審査員として参加できることをとてもうれしく思います。 そして、未来の発明家の皆さんの沢山のアイディアに出会えることをとても楽しみにしています。
第4回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」
子どもたちに「発明すること」の喜びを体験してもらい、未来の発明家をめざすきっかけにして欲しいという想いから開催。
小学生を対象に、「身の回りにあったらきっと人の役に立つ!」というオリジナルのアイディアを募集します。
子どもたち みんなが発明家 事務局( ㈱スプレ・エィディー内)
〒106-0041 東京都港区麻布台2-3-22 一乗寺ビル
担当:相原・大塚
TEL:03-5545-5722 / E-mail:hatsumeika@spre-ad.co.jp
【10:00~18:00 (土日祝を除く)】
樫尾俊雄発明記念館は、カシオ計算機の創業者の一人で、世界初の小型純電気式計算機「14-A」など数多くの製品を生み出した発明家 樫尾俊雄の発明の志を後世に伝えるため、カシオ計算機の歴史的製品を展示しています。また、次代を担う子どもたちに、樫尾俊雄の発明への志を伝えるべく、小学生を対象にした夏の特別展示や体験教室、また全国の小学校を対象に、発明のヒントや考え方などを学ぶワークショップを実施。(※)
2018年からは、発明を通じて社会に貢献する喜びをより多くの子どもたちに知ってもらうため、「発明アイディア コンテスト」を企画し、「人の役に立つもの」「日常生活に便利なもの」「未来の世界であったらいいなと思うもの」をテーマに作品募集を行っています。
外観
発明の部屋
樫尾俊雄が兄弟とともに開発した小型純電気式計算機「14-A」を展示しています
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、現在は特別展示・体験教室・ワークショップを中止しております。