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建築物としての魅力

樫尾俊雄のアイデアやこだわりが
随所にちりばめられた、


ユニークな建物となっており、
一見の価値があります。
周辺の杜や庭の緑豊かな趣きも
相まって閑静な雰囲気が
漂っています。

崖線に沿って建つ
ユニークなフォルムとデザイン。

かつて樫尾俊雄の邸宅であった当館は、国分寺崖線という崖が連なる独特の地形に建てられています。
樫尾俊雄は発明家らしくデザインにもこだわりました。段差がある地形に連なるように建った外観はユニークなデザインで、六角形の屋根は上から見ると鳥が飛翔する様をイメージしたと言われ、樫尾俊雄の発明家らしいこだわりが感じられます。

設計段階から樫尾俊雄のアイデアがふんだんに取り入れられた。

設計段階から樫尾俊雄のアイデアがふんだんに取り入れられた。

展示している館の模型を見ると、ユニークなデザインが一目で分かる。

展示している館の模型を見ると、ユニークなデザインが一目で分かる。




内装や調度品にも


込められた樫尾俊雄の想い

内装や調度品にも樫尾俊雄のこだわりを見ることができます。お客様をお迎えする玄関からふんだんに使われている無垢の木材、木調の仕上がりに圧倒されます。さらに目を引くのがステンドグラス。
それぞれ異なる鳥を家族に見立てたデザインとなっており、樫尾俊雄の家族への思いが伝わってきます。
その他、透かし彫りのあるガラス細工や、工芸品にも使われるイタリアから直輸入した原石の大理石を使った壁、らせん階段やシャンデリア、螺鈿(らでん)の装飾をあしらったイスなど珍しい造作や家具もご覧になれます。

玄関のステンドグラスに描かれた鷲は樫尾俊雄自身を表している。

玄関のステンドグラスに描かれた鷲は樫尾俊雄自身を表している。

「創造の部屋」の大きな大理石の壁は重厚にしてエレガント。

「創造の部屋」の大きな大理石の壁は重厚にしてエレガント。

座、背、脚、肘に見られる螺鈿細工、陽光が当たると美しく輝く。

座、背、脚、肘に見られる螺鈿細工、陽光が当たると美しく輝く。

広々とした吹き抜けの空間に連なるらせん階段、洋館独特の品が漂う。

広々とした吹き抜けの空間に連なるらせん階段、洋館独特の品が漂う。

富士山が見える眺望


一年中、緑が繁る静謐な庭。

樫尾俊雄が思索にふけった書斎(「創造の部屋」)から見る庭は、緑と豊かな地下水をたたえた池とその還流させた滝によって静謐な趣きを漂わせています。
一年を通して緑を堪能することができる他、しだれ桜やハナミズキ、古木の梅など四季を感じさせる樹木や株立ちの常緑樹など多彩な木々を楽しむことができます。また記念館からは、丹沢の山々の上に立つ富士山を眺めることができます。

茎の根本から数本の茎が立ち上がる樹形「株立ち」が趣きを醸しだす。

茎の根本から数本の茎が立ち上がる樹形「株立ち」が趣きを醸しだす。

天気の良い日には、数の部屋からテラス越しに富士山が見える。

天気の良い日には、数の部屋からテラス越しに富士山が見える。